...交通の妨碍をしてはいけない...
...彼の計画には私の提案が妨碍となった...
...彼が彼女と別れたのは、友達の妨碍があったからだ...
...彼女は私たちの妨碍を受け入れなかった...
...彼の野心を妨碍するものは何でも排除するつもりだ...
...われ決してこれが妨碍(ばうげ)をなさじ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...予(わし)が仕事(しごと)の妨碍(さまたげ)をばすまいぞよ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...蓋し存在はその自己発展によってその発展の促進者と共に却ってその発展の妨碍者をも産出する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...存在の運動のかかる促進者であると共に妨碍者であるのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...往々にして認識と思想との進歩発達を妨碍する当人だということだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...これを内にしては五慾六悪の妨碍(ぼうがい)する所とならず...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...かくてむしろ死の内面的理解の妨碍とさへなり得るであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...又同時にそれに妨碍を與へる...
波多野精一 「時と永遠」
...それより發する妨碍や壓迫は跡を絶たぬであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...主體の自己實現を可能ならしめるものはここでもむしろ同時に妨碍者なのである...
波多野精一 「時と永遠」
...活動を妨碍せずむしろ促進すると看做される...
波多野精一 「時と永遠」
...不用なるもの妨碍となるであらうものを一應片附けること目前より遠ざけること差當り忘却することであるを...
波多野精一 「時と永遠」
...ここでは主體は自己表現に媒介され從つて妨碍されて他者を手放したり見失つたりすることがない...
波多野精一 「時と永遠」
...他方現在の壞滅を意味し却つてあらゆる共同を妨碍し不可能ならしめる...
波多野精一 「時と永遠」
...山人に妨碍(ぼうがい)を与え...
平野長蔵 「尾瀬沼の四季」
...ややもすれば眠食を廃して苦心する研究に大妨碍(ぼうがい)を加うる和歌山県の官公吏を戒飭(かいちょく)して...
南方熊楠 「十二支考」
...活動している己の胸の創作を凡百の世相で妨碍(ぼうがい)する日の目をまた見ることかと思えば...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...往生ノ行ヲ妨碍(ボウガイ)セリ...
吉川英治 「親鸞」
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