...さらに妥当性の答弁を聞き...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...それを妥当に動かして行くといふことは...
有島武郎 「私有農場から共産農団へ」
...悉(ことごと)く真正妥当にして最もよく真理に適(かな)えるものと做(な)す...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...文脈上からは「ミネ君」(前出)もしくは「三根クン」(後出)が妥当と思われる...
海野十三 「怪星ガン」
...また不動産の投機師とも妥協した執政官であった...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...もちろんその省略が妥当であったかどうかを...
寺田寅彦 「科学と文学」
...法則は常にその妥当性の名の下にこの種の永遠性を主張しなければ法則としてなり立たない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...因果律の確信を持つことが出来ぬということはそれが妥当しないということから厳に区別されねばならぬ...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...妥協に対する潔癖と徹底癖...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...客観的に非妥当性を持つことが必要になる...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...自分から先に妥協の手をのべようとする者はないらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとも他(た)に妥協の道を講じて...
夏目漱石 「こころ」
...期せずして妥協を成立させたのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ヴァン・ダインの探偵小説には妥協がない...
平林初之輔 「ヴアン・ダインの作風」
...二党妥協してヒペルボロス(Hyperbolos)なる一末輩に落票せしめたために...
穂積陳重 「法窓夜話」
...人生の動輪てえのは妥協という待機線でよく回るんだぜ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...またそれが妥当でない場合も少くないけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...得て一道に沒入したひたむきな人間は、社交的には、人あたりのごつい、我を曲げない、妥協しない、曲解され易い性情のあるものである...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索