例文・使い方一覧でみる「妣」の意味

...〔評〕木戸公毎旦考妣（ちゝはゝ）の木主を拜す... 〔評〕木戸公毎旦考妣の木主を拜すの読み方
佐藤一齋・秋月種樹（古香）山田濟齋訳「南洲手抄言志録」

...亦族中課出金を以て祖考祖妣の神衣を製し... 亦族中課出金を以て祖考祖妣の神衣を製しの読み方
伊波普猷「ユタの歴史的研究」

...「僕（あ）は妣（はは）の國根（ね）の堅洲（かたす）國二三に罷らむとおもふがからに哭く」とまをしたまひき... 「僕は妣の國根の堅洲國二三に罷らむとおもふがからに哭く」とまをしたまひきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...僕は妣（はは）の國に往（い）なむとおもひて哭くとまをししかば... 僕は妣の國に往なむとおもひて哭くとまをししかばの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...妣（はは）の國三として... 妣の國三としての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...... の読み方
武田祐吉「古事記」

...傍（かたわら）なる妣（はは）某氏の墓前に香華を手向（たむ）けて蓮久寺を出づ... 傍なる妣某氏の墓前に香華を手向けて蓮久寺を出づの読み方
永井荷風「礫川※［＃「彳＋淌のつくり」、第3水準1-84-33］※［＃「彳＋羊」、第3水準1-84-32］記」

...反歌いかならむ年の日にかも毛の國の民の嘆きの止む時あらむひしこ漬足妣木の山を近みと...
長塚節「長塚節歌集　上」

...... の読み方
橋本進吉「古代国語の音韻に就いて」

...素尊は妣（はは）の国へ行くと称して... 素尊は妣の国へ行くと称しての読み方
柳田国男「海上の道」

...これはこれ切支丹の煙草唖妣烟（オヒエム）なり... これはこれ切支丹の煙草唖妣烟なりの読み方
夢野久作「白くれない」

...吸ひし唖妣烟（オヒエム）の酔ひ心地... 吸ひし唖妣烟の酔ひ心地の読み方
夢野久作「白くれない」

...唖妣烟（オヒエム）を吸ひしより以来（このかた）... 唖妣烟を吸ひしより以来の読み方
夢野久作「白くれない」

...楠妣庵（なんびあん）などを中心に... 楠妣庵などを中心にの読み方
吉川英治「随筆　私本太平記」

...百姓考妣（ふぼ）を喪（も）するが如くなりき... 百姓考妣を喪するが如くなりきの読み方
和辻哲郎「孔子」

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