...義人の妝飾(そうしょく)は「髪を辮(あ)み金を掛けまた衣〔を着〕るがごとき外面の妝飾にあらず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...洞庭の舟の中で見た侍女の妝飾(そうしょく)とすこしも違わない女であった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「織成」
...強いて禽妝(きんしょう)を委して...
田中貢太郎 「続黄梁」
...新人の奩妝(よめいりどうぐ)は豊盛(とよさか)であった...
田中貢太郎 「竇氏」
...輿を急がしてきたので従者も奩妝も後になったものであろう...
田中貢太郎 「竇氏」
...後からきていると言った従者と奩妝(こしらえ)は着かなかった...
田中貢太郎 「竇氏」
...どうしたというのでしょうね」そう言われてみると従者も奩妝もあまり着くのが遅いのであった...
田中貢太郎 「竇氏」
...「芙蓉(フヨウ)モ及(シ)カズ美人(ビジン)ノ妝(ヨソホ)ヒ水殿(スヰデン)風(カゼ)来(キタ)リテ珠翠(シユスヰ)香(カンバ)シ」などゝ歌ひつゝ...
牧野信一 「武者窓日記」
...嫣然媚二初旭一とも妝凝朝日麗とも詠じ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...治を請はむがために訪うた一夫人が盛妝(せいさう)して坐してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...身妝(みなり)も悪くはないし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...みんな継ぎはぎだらけのひどい妝(なり)をしているし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...かれらはおゆうの身妝(みなり)や...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...身妝(みなり)もさっぱりしており...
山本周五郎 「橋の下」
...哈爾賓雑詩二首俄人少女競春妝...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...名各凝五月妝...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...あらゆる華麗な嫁入り妝匣(どうぐ)がそろった...
吉川英治 「三国志」
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