...北村小松、如月敏、山上伊太郎というような人たちはいずれも過去においては代表的な映画脚本作家であつたが、現在においては申し合わせたように転職あるいはそれに近いことをやつている...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...「于時(ときに)天和二歳次壬戌如月記之...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...五月八日(火曜)又もや如月敏が昨夜泊った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...如月敏此処三日家をあけてるので家でさわいで迎へに来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...如月敏も牛原も少しも進歩してゐない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一時すぎ如月敏夫婦が来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...間もなくヌーッと如月敏夫妻あらはれ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...未だ如月の夢深い曙の波を蹴立てゝ...
牧野信一 「緑の軍港」
...崖の上にかゝつた弦月の光りを破つてゐた如月の或る晩――わたしはこの悩み多い一文を書き出さうと武張つたとき...
牧野信一 「浪曼的月評」
...なにか如月という感じがわかるようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...普陀山上真如月...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...……ヘイ……あの如月寺の只今の御住持様は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...寺号を青黛山如月寺(せいたいざんにょげつじ)と名付く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...(その他略)◆備考(A)如月寺の本尊弥勒(みろく)菩薩の座像を調査するに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...如月寺の和尚様と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...如月寺(にょげつじ)の弥勒(みろく)様の胎内に在る筈です...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...月も如月(きさらぎ)と変って行く...
吉川英治 「江戸三国志」
...如月(きさらぎ)初めの風は...
吉川英治 「平の将門」
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