...必ずしも遊芸の師匠の如才(じょさい)ないところから...
岩本素白 「鰯」
...乙羽は三唖と違って如才ない利口者だったから...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...政治家や実業家には得てこういう人を外(そ)らさない共通の如才なさがあるものだが...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...女はちよいと如才のない樣子をすれば...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...如才(じょさい)なく立ちまわれよ...
太宰治 「虚構の春」
...それから十市(とうち)の作さんという楊梅売りのとぼけたようで如才(じょさい)のない人物が昔のわが家の台所を背景として追憶の舞台に活躍するのである...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...相手の顔から些(いささか)の好色的な影も逃すまじとの鋭い其の癖如才無い眼付きで...
西尾正 「陳情書」
...寺の本堂からそっと墓場を抜ける手もあるぜ」「それも如才なく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「昨夜は飛んだ事だつたね」平次は如才ないと思ふほど平明な態度で切出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの通り若々しくて綺麗だから」「それをどうして破談になすつたんで?」「あの女は如才なくて賢こいが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...如才もあるまいが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...如才のないつくり笑いをしながら...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...それというが全躰(ぜんたい)あの方は如才がなくッて発明で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この地位までのぼって来た判官は如才ないものであった...
本庄陸男 「石狩川」
...まくらで如才なく口上を言ってくれた...
正岡容 「わが寄席青春録」
...5530御如才はありますまいが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...群(ぐん)をぬいて如才(じょさい)のない...
吉川英治 「私本太平記」
...「――渋沢の奴、何でも、田舎でがらにもない皇学を囓(かじ)ったり、また、それを、流行(はやり)ものの、勤王運動とやらの実行に移そうとして、八州(はっしゅう)に嗅(か)ぎつけられ、それで、ご当家の、平岡円四郎殿へ、縁故をもって縋(すが)って、隠れているのだという風評がある、――これあ、如才なく、吾々(われわれ)に、渡りをつけて来たのだろう」「すると、匿(かくま)い料(りょう)か」「ま、そうと、俺は見る」「じゃ、ありったけ、飲んでもいいな」「飲みきれるものか」「何、これだけの頭数で、費(つか)いきれんでどうする、辰巳(たつみ)へゆこう」それから、はしゃぎ出したのである...
吉川英治 「松のや露八」
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