...勿体(もったい)なくも中宮寺の国宝如意輪観音(にょいりんかんのん)に恋をしたことさえあるのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...救世観音も百済観音も如意輪観音も吾輩の前に残っているのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...*28如意輪寺で...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...真白くて五月桜の寂しきを延元陵に云へる僧かな昭和三年の晩春吉野に遊び後醍醐帝の延元陵に参られた時如意輪堂の僧でもあらうか...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...千浪様を引(ひ)ッ掠(さら)って如意輪寺(にょいりんじ)の裏へ連れ込んで行きました」「うーむ...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺裏の幽寂(ゆうじゃく)の梅林につんざいた...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺裏で手練を知った春日重蔵が現われれば侮(あなど)りがたい強敵だと思った...
吉川英治 「剣難女難」
...剃髪(ていはつ)して如意輪寺の沙門(しゃもん)となってしまったということであった...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺の門前についたのは満(まる)二日目の夕方である...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺の月巣庵から...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪(にょいりん)観世音がご信仰で...
吉川英治 「親鸞」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)のお夢をみられたり...
吉川英治 「親鸞」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)に...
吉川英治 「親鸞」
...如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)」合掌をこらして...
吉川英治 「親鸞」
...あの如意輪堂のはるかに見える一目千本というあたりですか...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...如意輪堂(ニョイリンドウ)ノ板壁ニ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ところがそのあとで中宮寺の如意輪観音が...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...成熟せる蠱惑的(こわくてき)な女体をその蠱惑的なままに観音に高めるというごとき(たとえば観心寺の如意輪観音)あの著しい傾向を生んだことの理解によって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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