...私たちは名高い如意輪観音の坐像を見ました...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...中宮寺の如意輪觀音も...
内藤湖南 「寧樂」
...千浪様を引(ひ)ッ掠(さら)って如意輪寺(にょいりんじ)の裏へ連れ込んで行きました」「うーむ...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺裏を指して...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺裏の幽寂(ゆうじゃく)の梅林につんざいた...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺裏で受けた数ヵ所の傷養生(ようじょう)が...
吉川英治 「剣難女難」
...この動機はあるいは佞奸邪智(ねいかんじゃち)の大月玄蕃が如意輪寺の不覚を報讐する底意で...
吉川英治 「剣難女難」
...さては汝が春日重蔵か――」と玄蕃は如意輪寺裏の恨みを想い起してジロリと凄い一瞥(いちべつ)を投げながら...
吉川英治 「剣難女難」
...剃髪(ていはつ)して如意輪寺の沙門(しゃもん)となってしまったということであった...
吉川英治 「剣難女難」
...如意輪寺の禅房に身をゆだねた某(それがし)...
吉川英治 「剣難女難」
...しかし如意輪堂の壁へ残して去った和歌の文字には...
吉川英治 「私本太平記」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)のお夢をみられたり...
吉川英治 「親鸞」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)の指さし給うところか...
吉川英治 「親鸞」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)の有縁(うえん)の恩が浅くない...
吉川英治 「親鸞」
...あの如意輪堂のはるかに見える一目千本というあたりですか...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...如意輪堂(ニョイリンドウ)ノ板壁ニ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ところがそのあとで中宮寺の如意輪観音が...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...成熟せる蠱惑的(こわくてき)な女体をその蠱惑的なままに観音に高めるというごとき(たとえば観心寺の如意輪観音)あの著しい傾向を生んだことの理解によって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索