...さまざまの好餌(こうじ)を...
海野十三 「空襲葬送曲」
...星はそうした好餌をもって誘いかけた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...かえって我々自身の方が敵の求むる好餌たるの悲運に...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...好餌認めて猛然と迫り來りて惡獸は...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼等の誘惑の好餌ならぬものはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼らの不断の掠奪の好餌であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日本が好餌として沿海を窺(うかが)われている事実や...
吉川英治 「脚」
...ついに曹軍の好餌となるしかありますまい」というのであった...
吉川英治 「三国志」
...彼が夢想もしなかった恩爵(おんしゃく)の好餌をもって...
吉川英治 「三国志」
...好餌を喰らわんと...
吉川英治 「三国志」
...やがて馬良の好餌でしかありませんぞ」二人とも碁に熱中していて...
吉川英治 「三国志」
...呉はこの好餌を完全に捕捉殲滅(ほそくせんめつ)し去るべく...
吉川英治 「三国志」
...いわゆるお誂(あつら)え向きな戦態をもってこの好餌をおおい包み...
吉川英治 「三国志」
...すべてみな“皮剥ぎ”の好餌とならぬものはなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...捕るにまかせた好餌(こうじ)と狙われているらしく...
吉川英治 「私本太平記」
...近江三箇荘を与えようという好餌(こうじ)のもとに...
吉川英治 「私本太平記」
...この好餌(こうじ)を見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...好餌(こうじ)としているが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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