...学位授与の弊害のみを誇大視して徒(いたず)らにジャーナリズムの好餌としていては...
寺田寅彦 「学位について」
...就産資金の三十両が好餌(こうじ)であった...
本庄陸男 「石狩川」
...彼らの不断の掠奪の好餌であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...軽捷(けいしょう)な寡兵(かへい)をもって奇襲するに絶好な好餌(こうじ)でもあるが?」曹操はそうつぶやいて...
吉川英治 「三国志」
...ことごとく顔良の好餌(こうじ)となるばかりである...
吉川英治 「三国志」
...ついに曹軍の好餌となるしかありますまい」というのであった...
吉川英治 「三国志」
...敵の好餌――撃砕されるにきまっている」「何...
吉川英治 「三国志」
...彼が夢想もしなかった恩爵(おんしゃく)の好餌をもって...
吉川英治 「三国志」
...好餌を喰らわんと...
吉川英治 「三国志」
...いわゆるお誂(あつら)え向きな戦態をもってこの好餌をおおい包み...
吉川英治 「三国志」
...はやその好餌(こうじ)に目色をかがやかした...
吉川英治 「三国志」
...この好餌(こうじ)を二分して頒(わか)たんと攻めかかって来るや必せりである...
吉川英治 「三国志」
...何と好餌(こうじ)をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...またいかなる好餌(こうじ)をもって誘われたか知らぬが...
吉川英治 「新書太閤記」
...この好餌(こうじ)を見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...好餌(こうじ)としているが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...母の窮乏に好餌をしめし...
吉川英治 「年譜」
...好餌をもって誘っても...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索