...正に誂向きの好餌である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...「近頃耳に入れた」猥談を好餌として引きとめ...
石川欣一 「可愛い山」
...就産資金の三十両が好餌(こうじ)であった...
本庄陸男 「石狩川」
...日本が好餌として沿海を窺(うかが)われている事実や...
吉川英治 「脚」
...武田方の好餌(こうじ)となって捕捉(ほそく)されたり...
吉川英治 「上杉謙信」
...緞子(どんす)千匹を贈るであろう」という好餌(こうじ)をもって...
吉川英治 「三国志」
...軽捷(けいしょう)な寡兵(かへい)をもって奇襲するに絶好な好餌(こうじ)でもあるが?」曹操はそうつぶやいて...
吉川英治 「三国志」
...ことごとく顔良の好餌(こうじ)となるばかりである...
吉川英治 「三国志」
...ついに曹軍の好餌となるしかありますまい」というのであった...
吉川英治 「三国志」
...いわゆるお誂(あつら)え向きな戦態をもってこの好餌をおおい包み...
吉川英治 「三国志」
...この好餌(こうじ)を二分して頒(わか)たんと攻めかかって来るや必せりである...
吉川英治 「三国志」
...むしろそれは城方の好餌であった...
吉川英治 「私本太平記」
...近江三箇荘を与えようという好餌(こうじ)のもとに...
吉川英治 「私本太平記」
...またいかなる好餌(こうじ)をもって誘われたか知らぬが...
吉川英治 「新書太閤記」
...好餌(こうじ)を漁(あさ)りまわる土匪(どひ)の徒や野武士の集団は...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康を生(い)け捕(ど)る好餌(こうじ)になったぞ――と思ったからであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...好餌(こうじ)としているが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...好餌に見えたにちがいない...
吉川英治 「平の将門」
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