...われ等に取りて好適な日とは言われない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...密貿易には好適の港だったのだろう...
梅崎春生 「幻化」
...そのあついのが又甚だ好適なのであった...
高村光太郎 「小刀の味」
...学問するにはかえって好適の土地なのかも知れない...
太宰治 「惜別」
...伯母の膝許が最も好適の地と感ぜられた...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...谷崎氏の作品をば靡爛の極致に達したデカダンスの芸術の好適例と見做すのである...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...最好適と考えらるゝ珪藻土が...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...その上は飛行に好適の状態にある...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...スキーなどに好適なのはこの種の雪であって...
中谷宇吉郎 「雪」
...薄明るい縁の下が好適な舞台になつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...カシなどその好適例に算(かぞ)うるを得べくこれらは皆が雌穂雄穂あってその雄花穂を雄といいその雌花穂を雌と称える...
牧野富太郎 「植物記」
...土壌の好適なことも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自分が推稱する作品中の「お伊勢」「駒鳥」などは正にこの好適例である...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...第三者は自分のことを好適な配偶を得たと見ることであろうとお考えになると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その好適例として持て来いの標本は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...筆者の所謂「犯人無き犯罪」の最も顕著なる好適例なり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...果してほんとに人間の社会の暮し方に好適なものか...
吉川英治 「小説のタネ」
...従って日本のみがキリスト教の好適の地であることを...
和辻哲郎 「鎖国」
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