...風流愛すべき好男子だろう...
芥川龍之介 「一夕話」
...やせ型の好男子であった...
江戸川乱歩 「影男」
...香峰は好男子にして...
大町桂月 「月の隅田川」
...さすが好男子の田島も...
太宰治 「グッド・バイ」
...つまりこれなんだよ! あるときベリャーフスキイのやつが――そのころそういう金持ちの好男子がこの町に住んでいて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...背の高い好男子で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...とにかく廿歳(はたち)少し過ぎまでは平気でいたのですから」その人はある意味において好男子であった...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...彼は眼鼻立の整った好男子であった...
夏目漱石 「明暗」
...寒月君は苦味(にがみ)ばしった好男子で...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...善くいらっしゃいます」「どげんな人物ですか」「大変学問の出来る方だそうです」「好男子ですか」「ホホホホ多々良さんくらいなものでしょう」「そうですか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...中年輩の好男子で...
野村胡堂 「古城の真昼」
...ホーマーの方が背も高く、好男子でした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そのうえ自分を好男子だと自惚れて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...好男子(いいおとこ)だッたッけね」「名山さん...
広津柳浪 「今戸心中」
...これでこそ貫目のある好男子になられたというものであると女たちがながめていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それがすばらしい好男子だったのです...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「最終の午後」
...あのお見せになった写真の好男子は誰ですか...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「最終の午後」
...八の色の白い好男子であったのと...
柳田国男 「雪国の春」
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