...下劣な好奇心から...
太宰治 「正義と微笑」
...ちょっとした好奇心から覗いてみると...
田中貢太郎 「碧玉の環飾」
...構わないから云って下さい! 僕は今じゃ純然たる好奇心から...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...幾分でも興味や好奇心からではなく...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...鋭い清新な好奇心から常に狩りたてられてるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の好奇心からして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...およそ召し使いの主人に対する背反は好奇心から始まる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...きっと殺(ころ)し場(ば)に違いないと幼い好奇心から丈伸(せの)びをして首を伸(のば)すと...
永井荷風 「すみだ川」
...単に哲学上の好奇心から来た事もあるし...
夏目漱石 「それから」
...宗助は好奇心からこの句の前に付いている論文を読んで見た...
夏目漱石 「門」
...娘は表面上は好奇心から無作法に尋ねられるのが厭(いや)だからという理由で...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...あるいは好奇心から偶然にもその蓋を開けて見るような事でもあるならば...
穂積陳重 「法窓夜話」
...でも好奇心から見たのではございません」「ええ分かっています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...嫉妬から、猜疑心から、競爭心から、好奇心から、等々...
三木清 「人生論ノート」
...ともすると子供一流の好奇心から...
水上滝太郎 「遺産」
...ふとした好奇心から通りとは反対の...
室生犀星 「幻影の都市」
...好奇心から彼の前に呼び出される者どもにその奉じている宗教を問いはしたけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...単なる好奇心からではなく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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