...ただ好みが違っているのじゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...伝吉の父は伝三と云い、「酒を好み、博奕(ばくち)を好み、喧嘩(けんか)口論を好」んだと云うから、まず一村(いっそん)の人々にはならずもの扱いをされていたらしい...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...僕は『あけび』を好み民子は野葡萄をたべつつしばらく話をする...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...そういったお好み焼屋特有の臭いをはらんだ暖かい空気が...
高見順 「如何なる星の下に」
...田島町のお好み焼屋で知り合いになって……」「惚太郎...
高見順 「如何なる星の下に」
...仏蘭西(フランス)人はふらんす人らしく芸術的不整頓を愛する好みから...
谷譲次 「踊る地平線」
...各自の好みに合う程度に自ら煮て...
豊島与志雄 「文学以前」
...太閤様お好みの松月亭の茶室に...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれは誰の好みかな」平次は向うの縁側から聞えて来る飼鶯の声に耳を聳(そばだ)てました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蕪村最も夏を好み...
正岡子規 「俳人蕪村」
...別けて骨と生肉を好み食う...
南方熊楠 「十二支考」
...生活も派手(はで)に物好みを尽くしている割合には...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一旦かうきめると私には自分の好みとがらがあつて...
室生犀星 「巷の子」
...すべてを正直にえり好みせずに書き記すだけであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...喰い物の選(え)り好みをするのはまだしも...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...奇を好み、身に過ぎたるは持つな...
吉川英治 「上杉謙信」
...自分のことは自分で処して行こうという内輪好みが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ソネートカにはちゃんと好みがあり...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索
