...殿のお好みが、手前と同じように剣菱であろうとは全く思いがけないことで……」彼は酒の見極めがつくと、初めて安心したように盃の数を重ね出した...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...私は宝探しの航海はどうしても好みません...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...彼らは近くのポンプの水よりもブロード・ストリートのポンプの水を好み...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...物事に数奇好みなし...
太宰治 「花吹雪」
...之が却って一部の文学アカデミシャンの好みに適していることは見逃せない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...いつもアバンチュール好みは私の楽観説と離すことは出来ない...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...昔は色好みだとの評判だったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...君は好みはしないのか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...西洋の都市においても私は紐育(ニューヨーク)の平坦なる Fifth Avenue よりコロンビヤの高台に上る石級(せききゅう)を好み...
永井荷風 「日和下駄」
...それぞれの好みに従つて仕事を選んで良いのである...
北條民雄 「癩院記録」
...細君の Norma Kiss 夫人も万事神秘好みの女だった...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...理想どおりに育て上げようとする源氏の好みにあっていくようである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人間は好みにおいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鳥の好みは色々であり...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...良人の好みで召使たちもずっと離れていた...
山本周五郎 「めおと蝶」
...市場(いちば)と云つた風の題目を好み...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...いかにも宋朝時代の若人(わこうど)好みな粋(いき)づくりだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お綱好みの迎合(げいごう)をやらかし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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