...紺屋の桶を通つて其処でそれ/″\好みの色に染められ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私はただ自分の好みにのみしたがつて取捨をきめた...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...新奇な舶来品ハイカラ好みの商品ならば...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ちょうど無理に詰め込んだお好み焼で胸がやけていた折柄...
高見順 「如何なる星の下に」
...目立たない派手好みに...
豊島与志雄 「操守」
...すなわち善に逢(あ)って善を好み...
夏目漱石 「創作家の態度」
...じっさいのところ選り好みしようにもほかにどんな金儲けの能力も持ってなかったからなんだ……おれはこれでも絵かきだったんだぜ...
久生十蘭 「黒い手帳」
...各自の好みに合う感激に身を任せるような満足を与え...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...紫の魚あざやかに鰭振りて海より来しと君を思ひぬ若い女が紫好みの春著を著て新年の挨拶にでも来たのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...お好み焼屋は殖えた...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...お好み焼屋のメニュウは...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...それぞれの霊魂にそれぞれの好みがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その欲望・その好み・に従って...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よく我々の好みを知っているからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...好みは細かく分れます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...野らで働く青年の一つの好みになっている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...幸いにも、皇弟陳留王(ちんりゅうおう)こそは、学を好み、聡明におわし、天質玲瓏(れいろう)、まことに天子の器(うつわ)といってよい...
吉川英治 「三国志」
...着物や道具についてもそれぞれに細かい好みがあった...
和辻哲郎 「藤村の個性」
便利!手書き漢字入力検索