...彼とつき合ふことは私にとつては好ましくない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「水戸ちゃん」に聞かれることは好ましくないと考えたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あまり好ましくない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...彼はその犠牲となるのは好ましくないのであるが...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...好ましくないものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...日々の仕事や好ましくない職業などの煩いのために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...後者の審判すなわち剣によるものは好ましくない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...甚(はなは)だ好ましくないという理由だったようです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あとで好ましくない結果に甘んじる羽目になります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...大盃に擬した抱へる程のドンブリ鉢に何か好ましくない木の香りのする見たいな熱湯の酒をなみ/\と盛つたのを順次に手渡して一口宛ガヴリと呑んでは...
牧野信一 「舞踏会余話」
...自分は小口は余り好ましくないが...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...幕府将来のためになにより好ましくない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...すべて好ましくない顔いろなので...
吉川英治 「新書太閤記」
...町中は好ましくない...
吉川英治 「新書太閤記」
...――あまりこの蔵から出入りするのは好ましくないからの』村松喜兵衛のことばであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...好ましくない用事を抱へて私は朝早くから街の方へ出て行つた...
若山牧水 「渓をおもふ」
...」「それがある理想から見て好ましくないことであろうとも...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
...生きている以上は種々の日常の不快事を(他人の不正や自分自身の不完全や好ましくない運命やを)避ける事ができぬ...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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