...雀色時という言葉はそのころの僕にも好きな言葉だった...
芥川龍之介 「追憶」
...おんつぁんはそれで自分の好きな書物を買ひ入れた...
有島武郎 「骨」
...(間)何でも好きなものが食えるんだからなあ...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...なおときどき無要なもの好きをするのがそれだ...
伊藤左千夫 「去年」
...お前が大好きじゃから...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...彼女の音楽好きは益々嵩(かう)じて来た様子であるが...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...杉野さんを好きなの?」「好きじゃないねえ...
太宰治 「正義と微笑」
...さあさあ好きなだけ食べなさい...
種田山頭火 「其中日記」
...愉快な旅の一週間だつた、友はなつかしい、酒はおいしい、ビールもよろしい、鮎も好き、……労れて、だらけて、こんとんとして眠つた...
種田山頭火 「其中日記」
...しかし余輩ははじめからこの人は余り好きではなかった...
中里介山 「生前身後の事」
...どうなりとあなたの好きなお返事を致しますというのが彼の胸中であった...
夏目漱石 「明暗」
...やがて巻きあげて貴様たちに好き正月をさせるぞと...
樋口一葉 「大つごもり」
...三十銭」酒好きの城三次がねだる...
火野葦平 「花と龍」
...好きな酒を飲んでくれ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...好きになれない者には相変らずだが...
山本周五郎 「さぶ」
...それが気にいらなければおっ母さんを伴(つ)れて好きな処へ出ていってお呉れ...
山本周五郎 「初蕾」
...あんたが無性に好きになったのよ...
夢野久作 「ココナットの実」
...好きなものを自由に恋したのでござります...
吉川英治 「江戸三国志」
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