...こんな性(たち)の好い琅は...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...たとへば下の例に徴するが好い...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...『明日好い物持つてつて上げるから...
石川啄木 「二筋の血」
...裏から逃げ出さなくっても好いでは有りませんか...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...茂子は若い気の好い性質だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...好い気持がしなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...好いが好いにはなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中原中也 「不可入性」
...八」平次は機嫌の好い寢起の顏を狹い庭から持つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...でも、好い女でしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...読むだけで好いから...
牧野信一 「小川の流れ」
...文科の方が好いと思ふ...
牧野信一 「鏡地獄」
...「阿父さんが早く帰つて来れば好い...
牧野信一 「鏡地獄」
...好い心持になつて...
牧野信一 「妄想患者」
...」と少女は、林檎を見して、突如一つ握ツて、「此(こゝ)らが、ま、好いとこだね...
三島霜川 「解剖室」
...長谷川辰之助君はいつもより氣分が好いから...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...人間らしく振舞っても好い」と...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...おりうさんがもし本当に私を好いていてくれるなら...
山本周五郎 「五瓣の椿」
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