...お金がなくても、たまには奮発して美味しいものを食べたい...
...試合で負けたチームは、次の試合では奮発して勝とうと意気込んでいる...
...クリスマスプレゼントに奮発して高価なバッグを買ってしまった...
...引越しのために、家具や家電を揃えるために奮発しなければならない...
...試験前には、勉強のための参考書や資料に奮発することが大切だ...
...十分でも二十分でも了解を得て奮発してもらったら...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...然し大分奮発して書いたのは事実であります...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...一本奮発しようか...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...五銭奮発して上客なんだから...
種田山頭火 「行乞記」
...二三万御奮発なすっちゃ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...それでは一番奮発して勉強しようという気が起り...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さすれば私はこれに対して大に奮発し...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...三田の中心となりて文壇にそれより御雄飛の御奮発は小生の偏(ひとえ)に懇願する所何卒御快諾の吉報に接したく存をり候もとより御内意を伺ふまでにて事定らば別に正式の交渉はこれあるべく候委細の事は御面唔(ごめんご)の節と存候が小生の聞込みたる処にては...
永井荷風 「書かでもの記」
...感謝し奮発して偉い者になってくれるだろう...
永井隆 「この子を残して」
...御奮発が願いたいのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう少し奮発する訳ですがねえ」「鉄砲玉だよ」意味は分からない...
夏目漱石 「虞美人草」
...五円の茶代を奮発(ふんぱつ)してすぐ移るのはちと残念だが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...もう一円奮発しましょう...
夏目漱石 「門」
...もうひと奮発して見ましょう...
久生十蘭 「魔都」
...「お亡(かく)れになった少弐は人情味のたっぷりとあるりっぱなお役人でしたからぜひ御懇親を願いたいと思いながら、こちらの尊敬心をお見せできなかったうちにお気の毒に死んでおしまいになったから、そのかわりに御遺族へ敬意を表しようと思って、奮発して、一所懸命になって、しいて参りました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...奮発して出て参ったものでございます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...いっそ等々力までと大奮発で...
山本笑月 「明治世相百話」
...「貴公は金持じゃけに五円出しなさい」「あんたも三円ぐらい奮発しなさい」「お前は一円に負けるけに出せ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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