...かれらは宮殿の奥深くへだんだんに消えてゆくやや前かがみの老偉丈夫のうしろ姿を穿索するように見送った...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...三歩進めば三歩奥深くなり...
海野十三 「海底都市」
...宇宙の奥深く撒(ま)きちらしている符号は日々非常に多い...
海野十三 「遊星植民説」
...肩いからして剣山の奥深く踏み入る...
太宰治 「お伽草紙」
...ハッとして夢中で私は墓の陰を離れると二足三足森の奥深く音せぬように歩を踏み入れた...
橘外男 「逗子物語」
...その当時は今の浦戸港の入江が奥深く入(い)り込んで...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...自分も車の上から鞭を執りながら更に坦道の奥深く進んで行くのです...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...併し「其の奥深く流るるところのものは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...奥深く澄みきってる寒空(さむぞら)の一部に...
豊島与志雄 「反抗」
...も一つ奥深く覗いてみると...
豊島与志雄 「父母に対する私情」
...破れ目の奥深く入っていて...
直木三十五 「死までを語る」
...この影の奥深くに四阿屋(あずまや)がある...
永井荷風 「監獄署の裏」
...不幸中にも、代官邸以西まで火は届かなかったが、宮川通りから一の町、二の町、三の町、川西の方までも目抜きのところが焼かれてしまっている――兵馬としては、この城山の方、奥深く上って、高いところから、更に深夜、むしろ夜明け間近の高山を、もう一ぺん見直そうとしたのですが、火事場見舞を先にしてやろうと、中橋を渡りきって見ると、もうやがて焼跡の区域で、そこへ至る前に、再び足をとどめたのは、例の今の高札場の、柳の木のあるところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...私達の――)を飛して森の奥深く駆け込んだ...
牧野信一 「〔モダン紳士十誡〕」
...鵞ペンの軸の奥深く詰まっている...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...奥深く潜みたりしまことの我は...
森鴎外 「舞姫」
...宿禰の眼から家の奥深くへ隠し始めた...
横光利一 「日輪」
...この奥の院をなほ奥深くどこまでも行くと...
横光利一 「琵琶湖」
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