...天眼(てんがん)なほも奥津城(おくつき)にカインを眺む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...奥津城処(おくつきどころ)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...才色一代を掩(おお)ったその日野涼子の奥津城(おくつき)であり...
橘外男 「逗子物語」
...おのれもこの老いた農夫とともに静かに安らかに奥津城に横たわりたいと願う...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...気の毒な『憑かれた女』の奥津城(おくつき)の上に建てたものである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...如何なる涙をその上に母はそそいだことだらう!親しい我が子の奥津城((おくつき))に...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...奥津城(おくつき)に花の絶えぬように心がけて居ります...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...奥津城(おくつき)が皆震う...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...4415冷やかなる奥津城(おくつき)に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...断ち切りて奥津城(おくつき)の底深く墜しつ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...まことの御遺骸をおさめた奥津城が……そのために...
山本周五郎 「山彦乙女」
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