...中国側にたいしても浅沼・張奚若先生との共同コミュニケの精神にのっとり日中関係の改善にたいし積極的な協力をもとめる...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...奚(いづくん)ぞよく高踏派の詩人を動さむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...社友(しやいう)五人を伴(ともな)ひ用意(ようい)の酒食(しゆしよく)を奚奴(しもべ)二人に荷(になは)しめ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「あんたは奚(けい)さんではありませんか...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...彼奚(いずく)んぞ喜んで渡らん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...爰は奚の形似によりて訛れるなるべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...しかるに奚(いずくん)ぞ知らん...
新渡戸稲造 「自警録」
...この「奚(ケ)」は「さやけく」の「け」とは仮名の類が違います...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...この「浄奚久」の「奚」は仮名の方から見ると甲類に属するのでありますから...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...「奚」がいかなる類に属するかによって「さやけく」と訓(よ)んだのは間違いで「きよけく」と訓まなければならぬときめることが出来るのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...詩吟未満奚嚢底...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...奚疑塾(けいぎじゆく)にあつた頃は貧窶(ひんる)甚しかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天民貧道など奚疑塾(けいぎじゆく)に居候時分...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...奚疑塾は北山の家塾である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...そこで奚疑塾(けいぎじゆく)に學んだ壽阿彌は甥と書せずして姪と書したものと見える...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...空文は奚(いづくん)ぞ基督教の獅身虫に非(あらざら)んや...
山路愛山 「英雄論」
...優々閑々たる幕府時代の文学史を修めて明治の文学史に入る者奚(いづくん)ぞ目眩し心悸(しんき)せざるを得んや...
山路愛山 「明治文学史」
...而も彼れ奚ぞ終に籠中の物ならんや...
山路愛山 「頼襄を論ず」
便利!手書き漢字入力検索