例文・使い方一覧でみる「奕」の意味

...描（ゑが）き得て霊彩（れいさい）奕々（えきえき）たりと云ふべし... 描き得て霊彩奕々たりと云ふべしの読み方
芥川龍之介「骨董羹」

...手を大沢のうちに揮うてその万一を倖僥（こうぎょう）する大博奕（だいばくち）的（てき）の閑事業にあらず... 手を大沢のうちに揮うてその万一を倖僥する大博奕的の閑事業にあらずの読み方
徳富蘇峰「将来の日本」

...韓奕の篇の王錫韓侯... 韓奕の篇の王錫韓侯の読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...内実は無頼の徒を集めて博奕（ばくえき）を業としていた... 内実は無頼の徒を集めて博奕を業としていたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...いやがらせの安博奕打連（やすばくちうちれん）も... いやがらせの安博奕打連もの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...顔に洋風の陰影をつけ風神奕々（えきえき）たるものとして有名である... 顔に洋風の陰影をつけ風神奕々たるものとして有名であるの読み方
中谷宇吉郎「『雪華図説』の研究後日譚」

...博奕打の勝造が出しや張つては... 博奕打の勝造が出しや張つてはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...商人が博奕（ばくち）を打つようじゃ末の望みがない... 商人が博奕を打つようじゃ末の望みがないの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...三文博奕（ばくち）を渡世にして居る野郎が... 三文博奕を渡世にして居る野郎がの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...小博奕（こばくち）を渡世にしてゐる... 小博奕を渡世にしてゐるの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...貴公――横井源太郎に勝てさうも無い」「――」「勝負の明かな博奕（ばくち）は...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...博奕打（ばくちうち）や裕福な町人の用心棒になつて生涯をブラブラと暮して了ふ者も少なくはなかつたのです... 博奕打や裕福な町人の用心棒になつて生涯をブラブラと暮して了ふ者も少なくはなかつたのですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...由さんは若いころ小博奕（こばくち）に凝って... 由さんは若いころ小博奕に凝っての読み方
久生十蘭「春の山」

...博奕打ったりして居る不良です）「今晩は」「あら今晩は」お静... 博奕打ったりして居る不良です）「今晩は」「あら今晩は」お静の読み方
山中貞雄「森の石松」

...博奕（ばくち）うちにでもなっているのか... 博奕うちにでもなっているのかの読み方
山本周五郎「泥棒と若殿」

...博奕（わるさ）をしているのも知っていたが... 博奕をしているのも知っていたがの読み方
吉川英治「山浦清麿」

...メンコや根ッ木みたいな博奕（ばくち）的遊戯は... メンコや根ッ木みたいな博奕的遊戯はの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」

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