...彼は毎日のように仕事に奔命している...
...私たちは国家の発展のために奔命することが求められている...
...社長は新しいビジネスプランを実行するために奔命している...
...病院の医師たちは患者を救うために奔命している...
...彼女は試験に向けて勉強に奔命している...
...匪賊(ひぞく)が処在に蜂起してこれを征討する列強はために奔命に労(つか)るる...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...遂にその奔命に疲れて自(みず)から斃(たお)れたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...木に結ぶことの奔命(ほんめい)に窮するほどの与八...
中里介山 「大菩薩峠」
...その政治の奔命に疲らされて革新の精力などは消磨されてしまう...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...匈奴(きょうど)数万の師を奔命(ほんめい)に疲れしめ...
中島敦 「李陵」
...計らざりき東洋の孤客に引きずり出され奔命に堪(たえ)ずして悲鳴を上るに至っては自転車の末路また憐(あわれ)むべきものありだがせめては降参の腹癒(はらいせ)にこの老骨をギューと云わしてやらんものをと乗らぬ先から当人はしきりに乗り気になる...
夏目漱石 「自転車日記」
...あくせくたる奔命や...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...奔命これ務めるといつた様子が見られた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...奔命につかれ、気はいよいよあせるのみだった...
吉川英治 「黒田如水」
...戎馬奔命(じゅうばほんめい)の中に生きること三十余年...
吉川英治 「三国志」
...ついに彼をして首尾両面の奔命に疲らせ...
吉川英治 「三国志」
...奔命に疲らせられた...
吉川英治 「私本太平記」
...ここ久しく、藤吉郎は北近江(きたおうみ)の山間に陣して、転戦また転戦、やや小康を得た時でも、各地に奔命して、身に暇(いとま)もなかったが、こんど浅井、朝倉の平定を機として、信長は、(そちの家族どもも、近江へ迎えてはどうか)と、初めて、彼の領土に、その永住を認め、また家庭を移すことまですすめたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...百方奔命につかれるほど努力しても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...山狩りに奔命していた...
吉川英治 「親鸞」
...勤王運動の実践に桂が奔命(ほんめい)し出してからは...
吉川英治 「松のや露八」
...夜昼のけじめなく捜索に奔命(ほんめい)させたりしておいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...日夜奔命(ほんめい)に疲れていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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