...彼は毎日のように仕事に奔命している...
...私たちは国家の発展のために奔命することが求められている...
...社長は新しいビジネスプランを実行するために奔命している...
...病院の医師たちは患者を救うために奔命している...
...彼女は試験に向けて勉強に奔命している...
...敵は巧みにこれを避け大王をして奔命に疲れしむるとともに墺軍主力はシュレージエンの占領を企図したので...
石原莞爾 「戦争史大観」
...私たちをして奔命に疲れしむるのみか...
薄田泣菫 「独楽園」
...匈奴(きょうど)数万の師を奔命(ほんめい)に疲れしめ...
中島敦 「李陵」
...奔命これ務めるといつた様子が見られた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...あなたは奔命に寧日なく...
本庄陸男 「石狩川」
...その子の又五郎と共に奔命これ努めた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...彼の頭脳(あたま)は「自転車お玉」を捕縛するために奔命する武藤刑事と同じように働いて来た...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...炎の影の映(うつ)る所へばかり兵を向けてあわや奔命(ほんめい)に疲れかけようとしていた...
吉川英治 「黒田如水」
...なんで区々たる他人の領に奔命し...
吉川英治 「三国志」
...ついに彼をして首尾両面の奔命に疲らせ...
吉川英治 「三国志」
...いまや日を経(ふ)るに従って彼が「食」の徴発に奔命しつつあるは必定であるから...
吉川英治 「三国志」
...尊氏の秘命をうけて戦陣もよそに八方奔命していた者どもも...
吉川英治 「私本太平記」
...なお和睦(わぼく)に望みをかけて奔命していた細川顕氏(あきうじ)や畠山国清のはからいなども冷視しながら...
吉川英治 「私本太平記」
...奔命に疲らせられた...
吉川英治 「私本太平記」
...ここ久しく、藤吉郎は北近江(きたおうみ)の山間に陣して、転戦また転戦、やや小康を得た時でも、各地に奔命して、身に暇(いとま)もなかったが、こんど浅井、朝倉の平定を機として、信長は、(そちの家族どもも、近江へ迎えてはどうか)と、初めて、彼の領土に、その永住を認め、また家庭を移すことまですすめたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...百方奔命につかれるほど努力しても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...災後の始末に奔命(ほんめい)していたが...
吉川英治 「源頼朝」
...夜昼のけじめなく捜索に奔命(ほんめい)させたりしておいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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