...彼は毎日のように仕事に奔命している...
...私たちは国家の発展のために奔命することが求められている...
...社長は新しいビジネスプランを実行するために奔命している...
...病院の医師たちは患者を救うために奔命している...
...彼女は試験に向けて勉強に奔命している...
...焉ぞ奔命に疲れざるを得むや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...木に結ぶことの奔命(ほんめい)に窮するほどの与八...
中里介山 「大菩薩峠」
...一歳に七度奔命せねばならなかった...
中島敦 「妖氛録」
...匈奴(きょうど)数万の師を奔命(ほんめい)に疲れしめ...
中島敦 「李陵」
...計らざりき東洋の孤客に引きずり出され奔命に堪(たえ)ずして悲鳴を上るに至っては自転車の末路また憐(あわれ)むべきものありだがせめては降参の腹癒(はらいせ)にこの老骨をギューと云わしてやらんものをと乗らぬ先から当人はしきりに乗り気になる...
夏目漱石 「自転車日記」
...奔命(ほんめい)に疲れるとはこの事である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あくせくたる奔命や...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...あなたは奔命に寧日なく...
本庄陸男 「石狩川」
...奔命に疲れさせて来た...
山本周五郎 「山彦乙女」
...その子の又五郎と共に奔命これ努めた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...いまや日を経(ふ)るに従って彼が「食」の徴発に奔命しつつあるは必定であるから...
吉川英治 「三国志」
...ここ数日それに奔命(ほんめい)していたが...
吉川英治 「私本太平記」
...なお和睦(わぼく)に望みをかけて奔命していた細川顕氏(あきうじ)や畠山国清のはからいなども冷視しながら...
吉川英治 「私本太平記」
...奔命(ほんめい)いたしておりましたので」「はて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...百方奔命につかれるほど努力しても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...横浜桟橋合資会社の起業に一両年奔命...
吉川英治 「年譜」
...災後の始末に奔命(ほんめい)していたが...
吉川英治 「源頼朝」
...夜昼のけじめなく捜索に奔命(ほんめい)させたりしておいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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