...「奉伺に参上する」(ほうしにさんじょうする):敬語で訪問することを表す...
...「奉伺の礼を尽くす」(ほうしのれいをつくす):丁寧な挨拶やお礼を述べること...
...「奉伺させていただく」(ほうしをさせていただく):相手の許可を得て訪問すること...
...「奉伺衆」(ほうししゅう):武家社会における将軍や大名の身の回りの世話をする役職...
...「敬意を奉伺する」(けいいをほうしする):相手への敬意を表し、丁寧な態度で接すること...
...昨日直ちに病躯をおして天機奉伺に参内したことを報じ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...大抵は妻君同伴で上役の家に御機嫌を奉伺(ほうし)しなければならない...
中村地平 「霧の蕃社」
...一人一人の實に長い御機嫌奉伺が數限りもないお辭儀を添へて呈出されてゐるかと思ふと...
野上豐一郎 「奈良二題」
...御機嫌奉伺のため帝国ホテルに車を走らせる途中...
久生十蘭 「魔都」
...ローマに出てえらい人たちのご機嫌を奉伺して回ったり・彼らの謁見の式に出たり・彼らのわきにはんべったり・またお供をしたり・するのがいやさに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...綱宗も使者をもって御機嫌奉伺をした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼の智謀は元来自分などの及ぶところではないのだから」麦(むぎ)青(あお)む一孔明は成都に還ると、すぐ参内(さんだい)して、天機を奉伺し、帝(てい)劉禅(りゅうぜん)へこう奏した...
吉川英治 「三国志」
...天機奉伺(てんきほうし)の伝奏(てんそう)を仰いで...
吉川英治 「新書太閤記」
...天機を奉伺(ほうし)したように...
吉川英治 「新書太閤記」
...つい奉伺(ほうし)を怠りまして」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...(三法師君の御機嫌を奉伺(ほうし)するため)と称して...
吉川英治 「新書太閤記」
...若夫婦のご機嫌奉伺に出かけていった...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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