...法王職の高みより祈り奉る...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...奉るの敬語の命令形...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...六 志摩の國から奉る海産のたてまつり物...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...九 奉ることによつて祭をする...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...為頼朝臣集(ためよりあそんしゅう)に「折りつれば心もけがるもとながら今の仏にはな奉る」とあり...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...すべてを上(かみ)御一人に奉還し奉るのが自分らの悲願だと言って...
高見順 「いやな感じ」
...彼らは神を見奉るべければなり」と言った...
永井隆 「この子を残して」
...あがめて鬼頭天王と申し奉る...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは自分の秘蔵の書物だが尽く君に奉る」といった...
中里介山 「法然行伝」
...一県より九九八十一疋の白馬を奉る」とあり...
南方熊楠 「十二支考」
...横尾明神は本地毘沙門で盗を顕(あら)わすために祝(いつ)き奉るという(『醍醐寺雑事記』)などその痕跡を留むる...
南方熊楠 「十二支考」
...竜宮より奉る鐘ありといへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現在でこそわれわれはヌサ奉るといって...
柳田国男 「故郷七十年」
...暫時があいだ其の方に於てお預かり申し奉るべし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...十一月十日あまりにや謀叛のよし聞えける尊氏かへつて義貞追討の請(こ)ひを闕下(けつか)に奏し奉ると...
吉川英治 「私本太平記」
...意のままにうごかし奉るなどの僭上沙汰にありました...
吉川英治 「私本太平記」
...御宸襟(ごしんきん)をなやまし奉る...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに聖断を仰ぎ奉る次第にございまする」徽宗(きそう)皇帝は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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