...観光地で奇観を見た...
...彼女は素晴らしい奇観を見せてくれた...
...温泉に行って、奇観を楽しむ...
...電車の窓から見える奇観に驚いた...
...奇観を見るために、旅行に出かけた...
...※苑(かいえん)の奇観とも言うべき作です...
芥川龍之介 「秋山図」
...何時(いつ)か古今奇観(ここんきくわん)を読んでゐたら...
芥川龍之介 「本の事」
...このような奇観をつくり出し得る庭園師の技巧に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...まるで世界の人種展覧会みたいな奇観を呈していた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...是を見たる事越遊の一奇観(きくわん)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...また一奇観ではあるまいか...
太宰治 「親という二字」
...「これは奇観だ...
夏目漱石 「虞美人草」
...フロック・コートは承知したがズックの白い運動靴をはいて同じく白の手袋をちょっと見たまえと云わぬばかりに振り廻しているのは奇観だ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...吾輩が先刻(さっき)一大奇観と云ったのはこの事である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...フロックはまだ我慢が出来るが白髪(しらが)のチョン髷(まげ)ははなはだ奇観である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...裸のまま畳の上に行儀よく排列してあるのは奇観である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...二つともこの温泉が川底からわき出してゐるのは奇観である...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...まことに奇観と言うの外(ほか)はありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...十四世紀の『世界奇観』てふ写本から転載した竜数種で...
南方熊楠 「十二支考」
...その話はジスレリーの『文界奇観』等にしばしば繰り返され...
南方熊楠 「十二支考」
...名にし負う耶馬渓(やばけい)の奇観...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...世間に奇事が起ると奇観も生じる...
吉川英治 「私本太平記」
...その演出と天来の奇観にはしゃぎ立ッて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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