...奇異なりとて臣某を遣はして視せしむ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...彼はまるで甲虫そっくりな奇異なる甲冑姿で現われた...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...寂寞身を切るような阿弗利加(アフリカ)奥地の奇異な一夜を明かしたことであったが...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...………………嬉(うれ)しくもまたはなはだ奇異なことなのであるが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...此の矛盾に充ちた奇異な空想が脳裡(のうり)に湧(わ)いて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...“ヘペレ・アイヌ”(heper-aynu 熊の子である人間)という奇異な行事が行われておりました...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...奇異なことであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...初めてこの光景に接した時自分は無論いうべからざる奇異なる感に打たれた...
永井荷風 「銀座」
...そのほかに一人の奇異なる武士が囚われています...
中里介山 「大菩薩峠」
...起きて一生懸命に内職じゃ」こっちの奇異なる武士は...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松はただこの奇異なる人の為すところを夢見るような心持で見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで四五人づれの奇異なる相客(あいきゃく)と落合いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひどく奇異な感じがしたので...
北條民雄 「発病」
...この種族がこの奇異な移住において蒙った運命は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかるものは自然のうちには見出され得るとしても、歴史は自由なもの、肆意(しい)的なるもの、一回的なるもの、奇異なるもの、絶えず新しきものを現はしはしないか...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...奇異な眼で眺められることだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...奇異な行動のようであるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひどく奇異な感じを与えていた...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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