...そのうちには男爵事件といふ奇抜な話もあつたが...
石川啄木 「悲しき思出」
...一体一寸々々(ちよいちよい)奇抜な事をやり出す人なんで...
石川啄木 「病院の窓」
...小説として構想の奇抜なことは勿論...
海野十三 「科学時潮」
...実にこの奇抜な殺人計画をたてた悪人北鳴四郎があるばかりだった...
海野十三 「雷」
...次に奇抜なのはの「死体が犯人」のトリックであろう...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...The Vanishing of Vaudrey(邦訳「新青年」昭和八年五月号「アーサー卿の失踪」)この作ではちょっとほかに例のない奇抜なトリックが創案されている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...奇抜な短篇「密室の行者」でもわかるように実に極端な筋を考え出す人である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...「これまでの事件のうちこれほど奇抜なのはまずない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...此奇抜な縁結びに...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...新聞もいろいろと奇抜な想像を加えて書きたてたが...
久生十蘭 「金狼」
...何をしようてえんです」「帰る仕度をしているところです」「余り奇抜なことを言うのは止せ...
久生十蘭 「魔都」
...柳永二郎、英太郎、大矢市次郎で徹宵、奇抜な、めちゃガメリ麻雀で、面白くないが、暁近くなると例の喋りでアホっちまひ、大分負けてたのを千プばかりで助かり、午前七時竹川に泊る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まさか実現もしなかつたが彼等は雨が降ると退屈に身を持てあまして何時も何か奇抜な遊びはないものかと逞ましい戯談(じようだん)を語り合ふのだつた...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...その形が奇抜なものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この奇抜な旗を巻いて大懇親会に臨んだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...いつでも奇抜な笑いの句の出るたびに...
柳田国男 「木綿以前の事」
...川上はさすがに奇抜な思い付きをする男であった...
山本笑月 「明治世相百話」
...殊にその心理遺伝のあらわれ方の奇抜なことは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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