...奇々妙々を極めた嶺岑(みね)をいくつとなく擁するその山姿は...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...そのしゆれん奇々妙々なり)○流(なが)し網(あみ)(さしあみともいふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...其術(そのじゆつ)学(まなば)ずして自然(しぜん)に得(う)る処奇々妙々なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...天然(てんねん)の奇工(きこう)奇々妙々不可思議(ふかしぎ)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...――腹のへること、なんぼでも食べられること、奇々妙々也...
種田山頭火 「一草庵日記」
...あなたにお願いしておきたいのは奇々妙々なる事実が我々の予想以上じゃという点に御注目下さらんことです...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...不思議そうな剣呑(けんのん)そうな奇々妙々な顔色(がんしょく)をする...
二葉亭四迷 「浮雲」
...僕が一つ奇々妙々の進物を拵(こしら)えるから」と人の悪き書生先に立って小間物屋に入り「オイ番頭...
村井弦斎 「食道楽」
...トドの詰りが又もや最初の「物を考えるところ」に逆戻りして来るという奇々妙々...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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