...加えて、領土問題についてこれを見るに、日本が発展途上に領有いたしました領土は、それぞれその国に帰すことはやむを得ぬとするも、南樺太、千島の領土権を失い、歯舞、色丹島は、北海道の行政区にあるにもかかわらず、ソビエトの占拠するところとなり、奄美大島、沖縄諸島、小笠原、硫黄島等、これらのものは特別なる軍事占領が継続され、百数十万の同胞は、日本の行政の外にあるのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...気息奄々(えんえん)としている...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...且(か)つほとんど欧州全土を相如(あいし)く大なる土地を奄有(えんゆう)し...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...一見したところ気息奄々(きそくえんえん)としてゐたが...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...産婦は気息奄々(きそくえんえん)たるありさまであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...魯頌の宮編には「奄有下土...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...氣息奄々たる樣(さま)でとつつきの一軒に匍ひ込む...
中島敦 「盈虚」
...気息奄々(きそくえんえん)たる女のうめきがきこえてきたから...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...いわば気息奄々といった体で...
久生十蘭 「魔都」
...奄美大島の春祭に迎え送らるるナルコ神テルコ神なども...
柳田国男 「海上の道」
...北は奄美の二つの島にも採録せられている...
柳田国男 「海上の道」
...決して北隣の奄美群島に劣(おと)らず...
柳田国男 「海上の道」
...海を越えて奄美の諸島に入ると...
柳田国男 「海上の道」
...沖縄や奄美大島にはかえってそれがなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...伊波君も奄美群島を歩いたあとだったので、奄美の話もした...
柳田国男 「故郷七十年」
...伊波君は奄美は三百年前に琉球から薩摩にとられてしまったから...
柳田国男 「故郷七十年」
...奄美大島(あまみおおしま)の古仁屋(こにや)でダマクラ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...奄々(えんえん)とした息で――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索