...かえって失費の多いことを指摘し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...商品の配達に要する失費店を改築して経費が嵩(かさ)めば今のように安く売ることが出来ず...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...友人等は私の改造のあまりにも姑息であってかえって失費の多いことを指摘し...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...小売商人はこのデパートの要すべき多大の失費を...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...売上金高に対しての配達失費は百分の六に減じました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一銭の失費も出来かね候貧僧の境界とて是非の議に御座なく候」そういう手紙は...
長谷川伸 「幽霊を見る人を見る」
...〇〇〇万ドル戦争を二年間延長させたための失費 二〇〇...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...最後の予算外の大失費のため...
服部之総 「黒船前後」
...無意味な失費を厭(いと)うので...
久生十蘭 「あなたも私も」
...都(すべ)ての失費は皆米の内で償(つぐの)いさえすれば宜(よ)いから爾(そ)うして貰いたい...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そのうちには、また子供が生まれるとか、病気に罹(かか)るとか、死ぬとか、妻が入院するとか、失費は重なる...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...それの倍以上になる遣り繰りの失費が...
室生犀星 「渚」
...多額の失費を重ねて藩の財政を窮迫せしめ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...藩政御困窮の折ゆえ、溺れるもの藁(わら)をもつかむで、殿にも、僥倖(ぎょうこう)をのぞまれるのであろうが、心ある老臣方は、たださえお手許の不如意(ふにょい)なところへ、莫大な失費...
吉川英治 「鬼」
...どんな御失費も滞渋(たいじゅう)ができぬように...
吉川英治 「鬼」
...兵を多くよこせば、失費も多い...
吉川英治 「新書太閤記」
...失費を惜(おし)むかのように思われるであろうと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...他(ほか)にさし迫る失費の儀があって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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