...彼女の失心が心配だ...
...彼は怒りによって失心してしまった...
...失恋した彼は失心してしまったようだ...
...彼はあまりのストレスに失心してしまった...
...失心状態で大暴れした男性が逮捕された...
...オルガンティノは失心の底から...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...失心したやうに呟いた...
芥川龍之介 「好色」
...手古奈は殆ど失心した人の如く...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...艇員たちは数十分間にわたって失心していた...
海野十三 「怪星ガン」
...爺さんは失心(しっしん)せんばかりに駭(おどろ)いた...
海野十三 「疑問の金塊」
...彼女は失心(しっしん)からやっと気がついた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...ジュリアはまた失心してしまったのだった...
海野十三 「恐怖の口笛」
...失心(しっしん)の一歩手前でこらえていた...
海野十三 「金属人間」
...肘掛椅子の上に失心してしまった...
海野十三 「すり替え怪画」
...失心せんばかりに愕いて...
海野十三 「地球要塞」
...数度の失心ののち...
谷譲次 「踊る地平線」
...ヒドクナレバ失心スルモアル...
谷崎潤一郎 「鍵」
...夕ぐれの薄明りのなかでグレゴールはやっと重苦しい失心したような眠りから目ざめた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...失心したふうで、「家の中でもないこんな所で自分は死ぬ運命なんだろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...失心したようにうつ伏しになっていたのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三日は失心したようになっておいでになったため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのまま失心したもののようであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かえって失心状態であった今日までは意識してではなくものもときどきは食べてきた浮舟の姫君であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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