...これに大量のアンモニア水を加えて消失すると...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...そうしてその際に高熱は消失するので以前のと同種の新しい遊星系が形成される...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...安全をも失することに候わん...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...私は彼女の美を称(たた)えることあまりにも長きに失するように思われますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...礼を失するやうな言葉も中にはあつたと思ふが...
田山録弥 「三月の創作」
...新聞記事としての価値を喪失するという事実がある...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...礼を失する外に多分あまり意味がないだろうが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...「われ」は速かに消失するからだ!)...
ボードレール 富永太郎訳 「芸術家の告白祈祷」
...その特赦状を期待するのは目下のところまだ尚早(しょうそう)に失するとしても...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...茫然自失する事あるものなり...
夏目漱石 「人生」
...一年に一度の機会を失する」一番先に蜂屋文太郎が起(た)ち上りました...
野村胡堂 「古城の真昼」
...ジュウスミルヒの時代においてさえむしろ低きに失するのであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...開墾によって個人も国民も共に損失することとなる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...」基督教と反對に吾が佛教では罪深い者の尸は葬後早く消失するとしたらしい...
南方熊楠 「詛言に就て」
...是は蚤(はや)きに失する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或は時々手拭が紛失するので気をつけて居ると...
柳田國男 「どら猫観察記」
...マルサス氏は次の推論においても正鵠を得ているであろうか? すなわち分量の超過が減少し消失するであろうから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...僅かに言及するだけで茫然自失するような渦巻く時の奔流の中における彼自身の立場を...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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