例文・使い方一覧でみる「失す」の意味


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...その際に消失する回転のエネルギーの一部は...   その際に消失する回転のエネルギーの一部はの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...もとよりこの補足物の消失とともに消失する...   もとよりこの補足物の消失とともに消失するの読み方
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」

...私は友人に礼を失することなど忘れてしまつて...   私は友人に礼を失することなど忘れてしまつての読み方
高浜虚子 「落葉降る下にて」

...焼失するに依りてなり...   焼失するに依りてなりの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...革命家の資格一半を消失すればなり...   革命家の資格一半を消失すればなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...自分の唯一の性格である所の知能を喪失するのである...   自分の唯一の性格である所の知能を喪失するのであるの読み方
戸坂潤 「技術の哲学」

...しかし隠語という語をそういう風に解釈するのは余り広義に失するものであって...   しかし隠語という語をそういう風に解釈するのは余り広義に失するものであっての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...さすがの我も聊(いささ)か疲労しかつはまたこの上強(し)ひんには礼を失するに至らん事を虞(おそ)れせめてわが芝居道熱心の微衷(びちゅう)をだに開陳し置かばまた何かの折宿望を達するよすがにもなるべしと長々しき論文一篇を草しそつと玄関の敷台に差置きて立ち去りぬ...   さすがの我も聊か疲労しかつはまたこの上強ひんには礼を失するに至らん事を虞れせめてわが芝居道熱心の微衷をだに開陳し置かばまた何かの折宿望を達するよすがにもなるべしと長々しき論文一篇を草しそつと玄関の敷台に差置きて立ち去りぬの読み方
永井荷風 「書かでもの記」

...河村さんに対して敬意を失するような冗談は云えた義理のものでない...   河村さんに対して敬意を失するような冗談は云えた義理のものでないの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...かえって理想を失する輩(やから)が多い...   かえって理想を失する輩が多いの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...ほとんど喪失するようになっていた...   ほとんど喪失するようになっていたの読み方
火野葦平 「花と龍」

...ややもすればその脚を失するの恐れあるべし...   ややもすればその脚を失するの恐れあるべしの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...また語句佶屈に失すれどもその趣向は殆んど俳諧の骨髄を得たる者もあり...   また語句佶屈に失すれどもその趣向は殆んど俳諧の骨髄を得たる者もありの読み方
正岡子規 「古池の句の弁」

...ややもすれば精査を経ずに散佚亡失するようでは...   ややもすれば精査を経ずに散佚亡失するようではの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...逆にそういう感覚を喪失することの致命性が分るのです...   逆にそういう感覚を喪失することの致命性が分るのですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...是は蚤(はや)きに失する...   是は蚤きに失するの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...万年筆を二月に一本の割で紛失するなぞは誇るに足らない...   万年筆を二月に一本の割で紛失するなぞは誇るに足らないの読み方
森於菟 「放心教授」

...マルサス氏は次の推論においても正鵠を得ているであろうか? すなわち分量の超過が減少し消失するであろうから...   マルサス氏は次の推論においても正鵠を得ているであろうか? すなわち分量の超過が減少し消失するであろうからの読み方
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」

「失す」の読みかた

「失す」の書き方・書き順

いろんなフォントで「失す」

「失す」の英語の意味


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