...余は彼等の世界から消失することを悲しみ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...礼を失することにはならぬ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ほとんど全村焼失するに至った...
井上円了 「おばけの正体」
...また革命家の資格一半を消失すればなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...又『隨身庭騎圖卷』は筆者の名を失すれども...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...それがために時機を失するようなことになっては残念」「そうでございましたか...
中里介山 「大菩薩峠」
...たちまちのうちに草を失するとすぐ森に移ったのである...
夏目漱石 「虞美人草」
...ちと比例を失するような大きな例になるかも知れませんが...
夏目漱石 「創作家の態度」
...自然的生を生きる限り主體は存在を獲得しつつしかも同時に喪失する...
波多野精一 「時と永遠」
...折ふし黄なる蝶の飛び来りて垣根に花をあさるを見てはそぞろ我が魂の自ら動き出でゝ共に花を尋ね香を探り物の芽にとまりてしばし羽を休むるかと思へば低き杉垣を越えて隣りの庭をうちめぐり再び舞ひもどりて松の梢にひら/\水鉢の上にひら/\一吹き風に吹きつれて高く吹かれながら向ふの屋根に隠れたる時我にもあらず惘然(ぼうぜん)として自失す...
正岡子規 「小園の記」
...彼れの比率が低きに失するというのはありそうなことであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ややもすれば精査を経ずに散佚亡失するようでは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...之に近づけば則ち失す」と言うのがある...
武者金吉 「地震なまず」
...所詮(しょせん)官費留学生になれない僕がこの機会を失すると...
森鴎外 「雁」
...余りに礼儀正しくてかえって礼を失する者...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やがて国家はその特質を喪失するに至るでしょう...
柳宗悦 「美の国と民藝」
...国家はその市民を通じてのみ利得しまたは損失するのであるから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...その店またはその販売国は職業の変更によって損失するかもしれないが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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