...彼は夭死した。 (彼は若くして死んだ。)...
...夭死率が高い国でもある...
...夭死は遺伝することがある...
...私の祖父も夭死してしまった...
...夭死の原因は様々だ...
...虐待は彼を夭死に導き...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...しかし彼の夭死のために彼の著述は一部分しか出版されず従って世に知られるに至らなかった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...夭死せる詩人風の芸術家マリイバシユカアトセフの如き世界的名声を有する天賦ある数人の運命に就て語つてゐる...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...厠(かわや)と井戸の接近したような家に夭死する人が続出したり...
井上円了 「おばけの正体」
...夭死者(ようししゃ)の続出を免れぬのであったが...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...栄養不良で夭死することもあれば...
丘浅次郎 「人類の将来」
...就職後間もなく誰かから自分の前任者が二人まで夭死(ようし)をしたこと...
寺田寅彦 「KからQまで」
...まだ中学生の時代に夭死(ようし)した...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...その後咽喉病に犯されたために夭死した...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...倅(せがれ)が夭死(ようし)して...
徳永直 「戦争雑記」
...妻を失つた翌々年自分も到頭夭死をしたが...
内藤湖南 「藏書家の話」
...絵に描いた美男美女の御夫婦仲……それに天樹院様のお化粧料が十万石……」「本多はそれがために三十一で夭死(わかじに)をしてしまった」「え?」婆さんがギョッとしたようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十一歳で夭死(わかじに)をさせた後の爛熟(らんじゅく)しきった若い未亡人の乱行...
中里介山 「大菩薩峠」
...継友を刺殺せしめたとの説がある――継友が夭死(わかじに)して...
中里介山 「大菩薩峠」
...存外夭死(わかじに)だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あまつさへその若い生涯の殆んど全部を不治の病床生活に終つて寂しく夭死して仕舞つた無名の天才画家のことを考へると...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...短命で夭死したので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ひとは夭死(わかじに)というかも知れないが...
吉川英治 「新書太閤記」
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