...彼は太腹なことに、100万円寄付してくれた...
...大物芸能人が太腹で豪華なパーティーを開いた...
...お得意様へのプレゼントに、太腹な鮮魚を贈った...
...彼女は太腹だから、1日中何も食べずにいられる...
...太腹の座布団をいただいたので、お礼の品を贈ることにした...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...汗は太腹に滴つて...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...体量も二十一貫ずッしりとした太腹(ふとっぱら)で...
泉鏡花 「怨霊借用」
...正岡子規が平家物語のなかの宇治川のくだりを詠んだ歌にぬばたまの黒毛の駒の太腹に雲解の波のさかまき來る飛ぶ鳥の先きをあらそふもののふの鐙の袖に波ほとばしる宇治川の早瀬よこぎるいけじきの馬の立髮浪こえにけりなどいふ傑作を私は常に愛誦してゐるのである...
今井邦子 「雪解水」
...太腹(ふとばら)の垂(た)れてもの食ふ裸かな大正四年六月二十日 発行所例会...
高浜虚子 「五百句」
...太腹らしく黙って送って寄こしたのが気にくわなかった...
太宰治 「猿面冠者」
...太腹らしく默つて送つて寄こしたのが氣にくはなかつた...
太宰治 「猿面冠者」
...而して神程太腹(ふとっぱら)の爺も無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...かくて様子を見るに中将はいわゆる喜怒容易に色にあらわれぬ太腹の人なれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「さらば」と男は馬の太腹をける...
夏目漱石 「薤露行」
...波を呑(の)む岩の太腹に潜(もぐ)り込む...
夏目漱石 「虞美人草」
...落る時左の手でしたたか馬の太腹を叩(たた)いて...
夏目漱石 「自転車日記」
...「飛ばせ」とシーワルドが踵(かかと)を半ば馬の太腹に蹴込む...
夏目漱石 「幻影の盾」
...足乗せぬ鐙(あぶみ)は手持無沙汰に太腹を打って宙に躍る...
夏目漱石 「幻影の盾」
...太腹(ふとばら)を蹴(け)ると...
夏目漱石 「夢十夜」
...あまりに世離れた太腹に化し過ぎ...
牧野信一 「沼辺より」
...曹操の馬の太腹を突いた...
吉川英治 「三国志」
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