...この旅で天涯地角を巡って回るつもりだ...
...彼女は天涯地角まで走っていきたいと思っている...
...天涯地角を目指すと心が洗われるような気がする...
...あの人は天涯地角を旅するのが趣味だそうだ...
...天涯地角の風景は実に美しいと聞いている...
...今やその檣竿(しょうかん)に翻々たるの花旗はすでに天涯地角...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...静かなはずです、先代の主人、自分の生命(いのち)の親たる弾正先生は疾(と)うに世を去り、まさに当代の主人であるべき竜之助殿は、天涯地角、いずれのところにいるか、但しは九泉幽冥の巷(ちまた)にさまようているか、それはわからない――最近になって復興して、竹刀(しない)の声に換ゆるに読書の声を以てした道場の賑わいも、明日からは聞えないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから他領他国へ――或いは天涯地角へ逃げ走る――ということが順序になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
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