...やはり天柱エアーズは食事も美味しかった...
...今年の夏は天柱山でキャンプするつもりだ...
...天柱岳は日本百名山の一つとして知られる...
...天柱信仰は日本各地で根強く残っている...
...舞台で披露される天柱舞は迫力がある...
...ただ少し下の方に天柱石とよばれるオベリスクのやうな石柱の立つて居るのが見えた...
安倍能成 「初旅の残像」
...宗教的農學者佐藤信淵(しんゑん)の「天柱記」...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...天柱屹(こつ)として揺がず...
宇野浩二 「それからそれ」
...列子、荘子、筍子、淮南子等、所謂諸子の説を外にして、『霊憲』、『渾儀』、『天論』、『穹天論』等の宇宙論中、天の高さを論じ、地の厚さを説き、天柱と云い、地維と云うもの、凡て吠詩篇に於て、其対偶を求むるを得可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...『日本書紀』日神生出の条に曰く、故二神喜日、吾息雖レ多、未レ有二若レ此霊異之児一、不レ宜二久留二此国一、自当下早送二于天一而授以中天上之事上、是時天地相去来未レ遠、故以二天柱一挙二於天上一也、天柱に就ては、其説区々にして、一定せずと雖も、「是時天地相去来遠」の一句は、天地の分離の、次第に生じたりとの思想を、示すものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...故に天柱を以て、天上に送り奉ると...
高木敏雄 「比較神話学」
...生きんが為の一念の力は、天柱地軸と共に、よく天を支へ地を支へ茅舎君の生命をも支へ得る測り知られぬ大きな力である...
高浜虚子 「川端茅舎句集」
...天柱拆(さ)け地維欠くとも言うべき一大凶変が突如として起り...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...実際天柱(てんちゅう)は摧(くだ)け地軸も折れたかという感じが出るが...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...ガラガラドシンと天柱地軸も崩るる音...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...天柱くだけ地維(ちい)かくるかと思はるる笑ひ声のどよめき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...十四此年三の酉まで有りて中一日はつぶれしかど前後の上天氣に大鳥神社の賑ひすさまじく此處をかこつけに檢査場の門より乱れ入る若人達の勢ひとては、天柱くだけ、地維(ちい)かくるかと思はるゝ笑ひ聲のどよめき、中之町の通りは俄かに方角の替りしやうに思はれて、角町(すみちやう)京町(きやうまち)處々のはね橋より、さつさ押せ/\と猪牙(ちよき)がゝつた言葉に人波を分くる群もあり、河岸の小店の百囀(もゝさへ)づりより、優にうづ高き大籬(おほまがき)の樓上まで、絃歌の聲のさま/″\に沸き來るやうな面白さは大方の人おもひ出でゝ忘れぬ物に思(おぼ)すも有るべし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...天柱(てんちう)くだけ地維(ちい)かくるかと思(おも)はるゝ笑(わら)ひ聲(こゑ)のどよめき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...天柱砕けおちて勇気をうつとも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...アダ名を天柱(けいてんちゅう)といい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...天柱(けいてんちゅう)任原(じんげん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いよいよ天下無敵と称する天柱(けいてんちゅう)任原(じんげん)の出場なのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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