...野外で天幕を張ってキャンプを楽しんだ...
...天幕の柄や色合いが個性的で、注目を集めていた...
...屋外イベントで、天幕の下で商品展示を行った...
...天幕の中には、テーブルや椅子が置かれ、居心地が良かった...
...朝の日差しをシャットアウトするために、天幕の向きを変えた...
...王家ご用の金とむらさきの天幕(てんまく)が張れて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...天幕とその松のあります...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...大きい天幕の中に新しくつくられた席に腰をおろすと...
海野十三 「大空魔艦」
...五日目は、徹夜で、大天幕張り、次の日から、見ちがえるような新興ミマツ大曲馬団超満員御礼大興行と、長たらしい名前の旗を出し、「お礼のため、特に料金は二割引」とわけのわからぬ但し書をつけたが、これがまた大当りと来た...
海野十三 「爆薬の花籠」
...天幕に雨を避くることとて...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...隣の天幕の歩哨も見ているのだ...
中島敦 「虎狩」
...丁度その時小浅間の頂上には地震研究所のT君が観測するために天幕をはって滞在しているのを訪問かたがた登山されたのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...なんとかして天幕を避けたいと思うが...
久生十蘭 「新西遊記」
...あるじと思われる四十ばかりのチャンタン人が出てきて天幕へ請引(しょういん)してくれた...
久生十蘭 「新西遊記」
...天幕のあるじはあわれに思ったかして...
久生十蘭 「新西遊記」
...名の通つた市場の料理店へ入つて行つた――それは猶太女の出してゐる天幕店で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...天幕の入口から汪克児(オングル)が...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...大きな口でもあけてゐるらしく新聞紙のそのあたりはさかんな上下動にふくれたり吸ひついたりして天幕(テント)のやうであつた...
牧野信一 「奇友往来」
...函山天幕生活記を捏造した...
牧野信一 「貧しき日録」
...大きな天幕(テント)がかけてある...
宮沢賢治 「黄いろのトマト」
...みんなはまた天幕の外へ飛び出しました...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...五百米(メートル)ばかり隔たった中央の大天幕の中に居る衛生隊司令官のワルデルゼイ軍医大佐の処へ挨拶に行って巨大な原油ストーブの傍に立ちながらもこのブルブルが続いていた...
夢野久作 「戦場」
...奉天省から内蒙古の各地へ荷馬車と天幕とに由つて行商する支那人は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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