...彼女は音楽の天分がある...
...彼には数学の天分があった...
...彼の天分を生かした仕事に就くことができた...
...天分さえあれば努力は後からついてくると言われている...
...彼女はスポーツの天分に恵まれている...
...どんな天分の優れた人物でも...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...実際はかかる才能は彼の天分のほんの一部分にしかすぎなかつたのだが...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...自分には文学的天分がないと謙下(へりくだ)りながらもとかくに大天才と自分自身が認める文豪をさえ茶かすような語気があった...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...天分に随うて天分を活かし天分を楽しむ...
種田山頭火 「其中日記」
...例えば音楽家とか画家とかいう天分の豊かな有為の人物が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...彼れは其実一個謹慎の天分あり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は音楽にたいしてりっぱな天分をそなえていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...音楽にたいする天分が豊かであって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術的天分にも恵まれて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何も知らずに……まさに私の過ちでした」学生はその天分を遺憾なく発揮して...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...又自らの天分を高く評価して居られたのが他との相違である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...無智な人たち――天分の圧迫と鍛錬との下に生きていない人たちにあってのみ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...こうしてホルピはジリーより優れた天分を持ちながら...
三浦環 「お蝶夫人」
...あれだけの天分と...
宮本百合子 「折たく柴」
...源氏の大臣がだれよりもすぐれた天分を持っていらっしゃりながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人間にはそれぞれの天分があるし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天分天分としきりにいわれるけれど...
吉川英治 「新書太閤記」
...天分の疑懼はしばらくの間私の心を苦しめなくなる...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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