...彼の心は天にも昇るべく躍(おど)ったであろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...僕は天にも昇る悦(よろこ)びで...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...天にも昇るうれしさだったそうです...
太宰治 「虚構の春」
...才兵衛はただもう天にも昇る思いで...
太宰治 「新釈諸国噺」
...天にも昇るような心地になったことでしょう...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...天にも昇る心地で...
野村胡堂 「眠り人形」
...この落葉を踏む音が天にも昇るやうに響くかも知れないと思ふのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...天にも昇る心地して従弟(いとこ)にもこの喜びを分ち...
福田英子 「妾の半生涯」
...さてこそと天にも昇る心地(ここち)にて...
福田英子 「妾の半生涯」
...天にも昇る心地してさっそく湯島の両親のもとへ報せてやった...
正岡容 「小説 圓朝」
...そのときの天にも昇るようなうれしさ...
正岡容 「初看板」
...天にも昇る気がいたしましたが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
便利!手書き漢字入力検索