...大饗と別に変りがない...
芥川龍之介 「芋粥」
...大饗(おほみうけ)の引出物に白馬(あをうま)ばかりを三十頭...
芥川龍之介 「地獄変」
...悪童どもは大饗宴を張ったことである...
石川欣一 「比島投降記」
...間もなく開かれる大饗宴(だいきょうえん)の献立について語りあったり...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...チャンドオズ夫人が大饗宴を張って...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...静寂の大饗宴があるのだ...
ボードレール 富永太郎訳 「道化と※[#濁点付き片仮名ヰ、1-7-83]ナス」
...大饗宴の熱閙(ねっとう)と化するのが毎年の恒例...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...大饗宴が行われているに異ならなかった...
火野葦平 「花と龍」
...貝原益軒の『大和本草』に『仙覚抄(せんがくしょう)』を引いて「浜ユフハ芭蕉ニ似テチイサキ草也茎ノ幾重トモナクカサナリタル也ヘギテ見レバ白クテ紙ナドノヤウニヘダテアルナリ大臣ノ大饗ナドニハ鳥ノ別足ツヽマンレウニ三熊野浦ヨリシテノボラルヽトイヘリ」とある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...チムール諸国使節を大饗するに馬の炙(やきもの)の脚を去り...
南方熊楠 「十二支考」
...「大饗宴だな」張飛は...
吉川英治 「三国志」
...大饗宴の席は一時...
吉川英治 「三国志」
...省中に大饗宴を催して再び百官を一堂に招いた...
吉川英治 「三国志」
...大饗(たいきょう)など...
吉川英治 「私本太平記」
...安土(あづち)の総見寺(そうけんじ)で家康に大饗応をした時も...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜は一山の大饗宴(だいきょうえん)に移った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...新年宴会をかねた戦捷祝賀の大饗には...
吉川英治 「平の将門」
...新年の大饗宴にも...
吉川英治 「平の将門」
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