...血性(けつせい)大雅に過ぐるもの...
芥川龍之介 「骨董羹」
...大雅(たいが)は偉い画描(ゑか)きである...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...池大雅は五つの時に書を善くしたとか言ふやうに...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...落馬のときのことなど心配すると、今の人はおかしがって笑い出すかも知れないが、むかし池大雅は、旅行のとき、宿場宿場でよく馬に乗ることがある...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...大雅は学者や芸術家によくある「忘我」の境地に直ぐ入れる画家で...
薄田泣菫 「茶話」
...その一人はだしぬけに大雅に話しかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...」大雅は馬に話しかけられたやうに怪げんさうな顔をした...
薄田泣菫 「茶話」
...それでも大雅がよく描いてゐるやうな変な顔よりはいくらかましであつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ある人が画家の大雅堂に訊いたことがあつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...(周南)卷耳 漢廣(召南)何彼※矣(風)緑衣 雄雉 谷風(風)桑中 定之方中(衞風)氓 有狐(王風)中谷有※(魏風)園有桃(唐風)山有樞(陳風)墓門(小雅)常棣 伐木 天保 采薇 出車 魚麗 六月水 斯干 無羊 節南山 正月 十月之交 小弁 巧言 蓼莪 小明 楚茨 瞻彼洛矣 裳裳者華 采菽 都人士 隰桑 漸漸之石之華(大雅)緜 皇矣 生民 卷阿 瞻召旻(2)尚書召誥篇に云く王其疾敬徳...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...これは、日本では徳川時代に、「大雅出でて、初めて、日本の大山高嶽、その面目を新たにす」という意味のことをいった人があるようなもので、一面の真を語っているのである...
中井正一 「美学入門」
...夜半亭と大雅堂の合(あい)の子といったようなところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...覚えて居るのは大雅堂(たいがどう)と山陽(さんよう)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大雅へ行き、いろ/\食ふ、中々うまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又大雅でウイと食事...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから大雅へ行って又飲んじまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハネて、又大雅で夜食し、ウイ少々飲み、早目に帰宿...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...文人画にも大雅(たいが)...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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