...大雄宝殿に飾られた涅槃図は、とても荘厳であった...
...訣別(けつべつ)の大雄弁をふるった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...希臘詩聖ホメロスの二大雄篇の如き...
高木敏雄 「比較神話学」
...これに比べるとトスカニーニのは壮大雄渾(ゆうこん)で荒々しく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...東山(ひがしやま)の大雄寺(だいゆうじ)下の勘兵衛の家(うち)に当分いるから遊びに来な...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...茎は緑色で枝を分ち花は小さくて多数総状花穂に着き白色の十字花で花中に四長二短の大雄蕊を有する...
牧野富太郎 「植物記」
...諸種の変化を要する中にも最も壮大雄渾(ゆうこん)の句あるを善しとす...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾なるものも繊細精緻なるものも普通の美術上の価値において差異なきは初(はじめ)に述べたる如し...
正岡子規 「俳諧大要」
...しかして今ここに特に壮大雄渾を挙ぐる者は...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾なる句は少きを以て...
正岡子規 「俳諧大要」
...八字の間に壮大雄渾の事物を包含せしむることは甚だ至難なるを以て...
正岡子規 「俳諧大要」
...古来壮大雄渾の句を為す者極めて稀(まれ)なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...(芭蕉の句にはなほ数首の壮大雄渾なる者あれども...
正岡子規 「俳諧大要」
...この外にも比較的に壮大雄渾なるものは枚挙に暇(いとま)あらず)一...
正岡子規 「俳諧大要」
...(ただし壮大雄渾なるものに至りてはかえって上世に多きを見る)されば唐時代の文学より悟入したる芭蕉は俳句の上に消極の意匠を用うること多く...
正岡子規 「俳人蕪村」
...頭のしんでは極めて遠大雄大な文学の展望を描きながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「一點鐘」
...二大雄藩の頭を押えるだけの収穫は充分にある...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...数万の聴衆を飽かせない大雄弁家でも...
夢野久作 「鼻の表現」
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