...大雄宝殿に飾られた涅槃図は、とても荘厳であった...
...訣別(けつべつ)の大雄弁をふるった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...希臘詩聖ホメロスの二大雄篇の如き...
高木敏雄 「比較神話学」
...実は来学年の講義を作らなければ大雄篇をかくか大読書をやる積りだが講義という奴は一と苦労です...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...山の月雪を照して我が友が四人に分つ振り出し薬十二年の二月同行四人で箱根早雲山の大雄山別院に泊して珍しい一夜を明かされた時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...茎は緑色で枝を分ち花は小さくて多数総状花穂に着き白色の十字花で花中に四長二短の大雄蕊を有する...
牧野富太郎 「植物記」
...諸種の変化を要する中にも最も壮大雄渾(ゆうこん)の句あるを善しとす...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾の趣は説きがたしといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...しかして今ここに特に壮大雄渾を挙ぐる者は...
正岡子規 「俳諧大要」
...壮大雄渾なる句は少きを以て...
正岡子規 「俳諧大要」
...しかれども壮大雄渾なる事物はその種類甚だ少く目撃する事も稀(まれ)なるが故にとかく陳腐に陥りやすし...
正岡子規 「俳諧大要」
...この外にも比較的に壮大雄渾なるものは枚挙に暇(いとま)あらず)一...
正岡子規 「俳諧大要」
...(ただし壮大雄渾の句は芭蕉これあれども後世に至りては絶えてなし)ゆえに俳句を学ぶ者消極的美を唯一の美としてこれを尚(とうと)び...
正岡子規 「俳人蕪村」
...(但(ただ)し壮大雄渾なる者に至りてはかへつて上世に多きを見る)されば唐時代の文学より悟入したる芭蕉は俳句の上に消極の意匠を用うること多く...
正岡子規 「俳人蕪村」
...(但し壮大雄渾の句は芭蕉これあれども後世に至りては絶えてなし)故に俳句を学ぶ者消極的美を惟一の美としてこれを尚(とうと)び...
正岡子規 「俳人蕪村」
...頭のしんでは極めて遠大雄大な文学の展望を描きながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大雄弁家リュシアスが彼のために準備した弁論にたよらず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「伊達家はいま三大雄藩の一だ」と甲斐は続けて云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...数万の聴衆を飽かせない大雄弁家でも...
夢野久作 「鼻の表現」
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