...鱗綴(うろことぢ)の大鎧に銅(あかがね)の矛(ほこ)を提(ひつさ)げて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...緋(ひ)おどしの大鎧(おおよろい)と並んで...
野村胡堂 「胡堂百話」
...いずれも重さ百二十斤の大鎧を造らせた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――緋縅(ひおどし)の大鎧(おおよろい)を衣(き)て...
山本周五郎 「似而非物語」
...彼は緋縅(ひおどし)の大鎧(おおよろい)も衣(き)ておらず金鍬形(きんくわがた)の兜(かぶと)もかぶっていない...
山本周五郎 「似而非物語」
...大鎧(おおよろい)を着た部将が...
山本周五郎 「山彦乙女」
...幕舎の隅へ眼をやって、そこのよろい櫃(びつ)、衣裳箱などの前に立ち、大鎧を解いて、腹巻、陣座羽織の軽装にあらためている...
吉川英治 「私本太平記」
...今日はもちろん大鎧(おおよろい)に身を装い...
吉川英治 「私本太平記」
...大鎧(おおよろい)も重たげに...
吉川英治 「私本太平記」
...大鎧(おおよろい)は脱いで...
吉川英治 「私本太平記」
...ま、上をお脱(と)りなさらぬか」上をとは、大鎧のこと、義貞はすでに胴巻だけのくつろぎになっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...肥えたわりに背の低い胴長な体に、赤地錦の直垂(ひたたれ)、大鎧をつけ、胸白の具足に、八龍を打った五枚(まい)錣(しころ)の兜(かぶと)をかぶった...
吉川英治 「新書太閤記」
...大鎧にかためた身を重たげに旋(めぐ)らして...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??