...新来の大通人の面を見ながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...よほど審美感の発達した大通人のように思うのは...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...おやおや、江戸大通人は、カツレツがお好きなのか? 僕は意外な気がして、吃驚(びっくり)したかおして、「先生は、カツレツなんか召し上るんですか...
古川緑波 「食べたり君よ」
...ひと通りやふた通りでない講釈の大通人らしい...
正岡容 「寄席」
...昭和の大通人になるのですって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その他根本吐芳(とほう)さんの「大通人香以」の如きも...
森鴎外 「細木香以」
...恋愛小説なぞいうものは見向きもせぬのに読んだ奴等が足下にも及ばぬ大通人じゃよ」「アハハ...
夢野久作 「近世快人伝」
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