...ヴイヨンの次第に大詩人になつた三百年の星霜(せいさう)を数へ...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...唯この「包容力の大きい」と云ふことは古来の詩人を評価する上に余り重大視されてゐはしないであらうか? ボオドレエルやラムボオを大詩人とする一群はユウゴオの上に円光をかけない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...未(いま)だ生まれざる大詩人も何かの拍子(ひやうし)に短歌の形式を用ふる気もちになるかも知れぬ...
芥川龍之介 「又一説?」
...本國の大詩人をあしざまに言ふことを止め給へ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これこそ我友なる大詩人に候へ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...しかし自分は無論己(おの)れを一世の大詩人に比して弁解しようというのではない...
永井荷風 「夏の町」
...大詩人はまた同時に大地主でもあった...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...ただ私の心がその聲をきいた刹那(それは電光のやうに私の心をかすめて行つた)うたがひもなくあの大詩人の聲であるといふことを直覺したのだ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...或は二三の大詩人を是非目つけなければならない...
平田禿木 「趣味としての読書」
...(10)Ludvig von Holberg(一六八四―一七五四)――デンマークの大詩人...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...訳注1 Alcman ――紀元前七世紀頃のスパルタの大詩人...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...ホフマンスタアルが過去の大詩人の崇高な作品を自分の裡に見事に生かし得てゐたばかりでなく...
堀辰雄 「春日遲々」
...センス」の間には一個の大詩人を着くべきところだにあらざるべしと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...理想なきを大詩人の本相なりともいはせじと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...大詩人の本領をも説かずとか...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤは到底一面相の上の大詩人たるに差支なかるべく...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...あのスコットランドの大詩人ジョージ・ブカナン...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...天下の大詩人となったのを見た呉青秀は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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