...いつか近代的(当代の)大詩人になつた...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...唯この「包容力の大きい」と云ふことは古来の詩人を評価する上に余り重大視されてゐはしないであらうか? ボオドレエルやラムボオを大詩人とする一群はユウゴオの上に円光をかけない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...未(いま)だ生まれざる大詩人も何かの拍子(ひやうし)に短歌の形式を用ふる気もちになるかも知れぬ...
芥川龍之介 「又一説?」
...だけれど山内樣は別に大詩人でもないぢやありませんか?』『それは別問題だ...
石川啄木 「鳥影」
...紀元直前頃のローマの大詩人)「宗教戦争」と云う本がございますが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...ヴィヨン(訳者注 中世の大詩人)の口に上ったものであることが感ぜられる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...中にいるヴィヨンと外のラブレーと(訳者注 盗賊の仲間にはいったことのある十五世紀の大詩人...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...五近世的の大詩人ヴェルハアレンの詩篇に...
永井荷風 「江戸芸術論」
...大詩人が生れると...
中里介山 「大菩薩峠」
...万葉の歌人や芭蕉という大詩人の事など...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...現代イラン人の書いた文学史にはオマルの名は八大詩人の中に数え上げられている...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...前大詩人の奥さんであったひとがワゴンと云う小さなカフェーを開いている...
林芙美子 「落合町山川記」
...実はこの像こそは泰西の大詩人の像であつて...
牧野信一 「凩日記」
...國民派の大詩人はミカエル・ベルマン Michael Bellman でありました...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...センス」の間には一個の大詩人を着くべきところだにあらざるべしと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...沒却理想を大詩人の本領とせず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...古今に名高い禿頭の大詩人...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...李太白(りたいはく)(唐朝の大詩人)さまは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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