...大蔵省が財政の黒字化に向けて懸命に取り組んでいる...
...主計寮の廃止とともに、財政政策は大蔵省に引き継がれた...
...彼は大蔵省に関係のある役人だった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ことごとく大蔵省におさめたことはいうまでもありませんが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...小野義真君は当時大蔵省に勤め我輩の配下であった...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...総代は数手に分れて農商務省や、大蔵省や、陸軍省や、貴衆両議院議長官舎へ陳情に赴いた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...第九章六月七日に在京委員数名が大蔵省に出頭して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私どもの家作はすべて拓務省大蔵省あるひは三井三菱といふやうなところへお勤めの方ばかり入つてゐられるのでして...
高田保 「貸家を探す話」
...大蔵省に入つて一ト月目に極度の神経衰弱から早発性痴呆症みたいになつて了つた...
武田麟太郎 「現代詩」
...大蔵省へ出ている従姉(あね)の良人と叔父との間にそんな話が纏まることになった...
徳田秋声 「足迹」
...またぶどう汁にすれば大蔵省から課税され(富山県)...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...大蔵省へは日参したのであった...
中井正一 「図書館法と出版界」
...大蔵省を設けて租税を集むるは...
福沢諭吉 「学者安心論」
...この定額金は必ず大蔵省に帰することならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...『大蔵省のロウズ氏は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...大蔵省の初の月給振替払いの日のことがのっていた...
宮本百合子 「家庭と学生」
...國務大臣は國の行政をうけもつ役目がありますが、この國務大臣の中から、大蔵省、文部省、厚生省、商工省などの國の役所の長になって、その役所の仕事を分けてうけもつ人がきまります...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...大蔵省の倉の中に地方から集めた本が非常にたくさんあり...
柳田国男 「故郷七十年」
...大蔵省へ馬で貢税(みつぎ)を運び入れながら唄った国々の歌が催馬楽(さいばら)となったといわれるが...
吉川英治 「私本太平記」
...大蔵省証券及び海軍省証券割引率が極めて高く...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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