...俊基は、沓(くつ)も履(は)かず、束帯(そくたい)の裾(すそ)を尾長鶏(おながどり)の尾のように曳きながら、大膳寮の横を、中務省(なかつかさしょう)の方へと、逃げまろんで行った...
吉川英治 「私本太平記」
...御饗(みけ)もお減りになったと大膳寮ではいっている...
吉川英治 「私本太平記」
...かつて九重(ここのえ)の大膳寮では見もされぬ奇異な物も...
吉川英治 「私本太平記」
...彼は「秋山徳蔵君も大膳寮にはいるんだが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...野菜などの大膳寮用の調菜(ちょうさい)を管理して...
吉川英治 「平の将門」
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