...そして、その上には、紺紙金泥に、金襴の表装をした経巻一巻と、遺書を包んだ袱紗(ふくさ)とが、置かれ、その机と、枕との間には、豊後国行平作の、大脇差が、堆朱(ついしゅ)の刀掛けに、掛かっていた...
直木三十五 「南国太平記」
...一尺八寸の大脇差を抜いて...
直木三十五 「南国太平記」
...大脇差を構えたまま...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...鍔もと深くふり下ろした二尺八寸の大脇差...
吉川英治 「剣難女難」
...九寸深く切り込んだ大脇差が...
吉川英治 「剣難女難」
...ギラギラと月に射返る大脇差を抜きつれて...
吉川英治 「剣難女難」
...横薙ぎに抜きつけた伝吉の大脇差...
吉川英治 「剣難女難」
...音もさせずに大脇差をふりかぶった...
吉川英治 「剣難女難」
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