...大胆不敵な鼾(いびき)で...
泉鏡花 「婦系図」
...人間の天才的な想像で思いついた大胆不敵な計画を実行しようとしてゐたのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...大胆不敵なやつ!そう思っているうちに...
海野十三 「海底大陸」
...これは実に大胆不敵な兇漢であるといわなければならない...
海野十三 「三人の双生児」
...じつに大胆不敵な手段が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...大胆不敵な賊の自己紹介であった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...なんという大胆不敵なやつだろう...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...武器を携えた連中の大胆不敵な押込強盗や...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...――この大胆不敵な密漁の鰻を...
豊島与志雄 「文学以前」
...この大胆不敵なる曲者(くせもの)の詮議であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなり大胆不敵なものであって...
中里介山 「大菩薩峠」
...その脳裡に恐ろしく大胆不敵な考えが閃めいて...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...大胆不敵な泥棒が何千ポンドもの高価なウィンザー財宝を奪い去った由...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...大胆不敵な表情を与えている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...大胆不敵な狩猟法です...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...天地が引っくり返っても平気の平左(へいざ)と思われたその大胆不敵な...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いつまでも見知らぬ男に手紙を書き続ける大胆不敵な能力とを持ち合せてゐる所から押して見ると...
横光利一 「火の点いた煙草」
...「……なんという大胆不敵な人だろう」陳宮は...
吉川英治 「三国志」
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