...大網を張る:漁師が魚を捕るために大きな網を張ること...
...大網を広げる:大勢の人にアピールするために情報を広く配信すること...
...大網をひく:全体的な視野を持って物事を判断すること...
...大網をかける:漠然と捜索すること...
...大網を投げる:大勢の人に向けて情報を発信すること...
...大網(おおあみ)を過ぐればやがて福渡(ふくわたり)...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...大網(おほあみ)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...こゝは大網温泉なるが...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...共に大網の湯壺を見て...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...蒲原郡の流は底深(そこふか)く河(かは)広(ひろき)ゆゑ大網(あみ)を用ひて(さけ)を捕(と)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私は汽車で両国から大網駅までゆく...
高村光太郎 「智恵子抄」
...とにかく大網を打って...
太宰治 「新釈諸国噺」
...県下きっての大網元で...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...洋服の男はあれは鮪(しび)の寄りへ大網を掛けた所だと説明する...
長塚節 「旅の日記」
...今は大網の農学校の校長をしておられるのである...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...そは怠惰と不純とを編める灰色の大網(おほあみ)にして...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...捨ておいた兵糧は敵を大網にかける撒餌(まきえ)の計だ...
吉川英治 「三国志」
...足利家の大網のうちへ曳きこむには……...
吉川英治 「私本太平記」
...打った大網に雑魚(ざこ)もかからなかった時の感じとひとつである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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